セスバニアの栽培Q&A・解説

セスバニアはマメ科に分類される緑肥作物です。このページでは、セスバニアに関する全6問を、正解と解説つきの一問一答で整理しています。緑肥・被覆作物など、栽培の現場や検定対策で役立つ知識を、読み物として確認できます。

Q1.セスバニアの植物分類と作型として正しいものはどれか?

  • イネ科の越年草で秋播き越冬の冬緑肥
  • アブラナ科の一年草でくん蒸効果をもつ緑肥
  • マメ科の一年草で夏に旺盛に育つ夏緑肥
  • キク科の多年草で果樹園の被覆に使う緑肥

解説セスバニアはマメ科の一年草で、高温期に旺盛に生育する代表的な夏緑肥です。短期間で大量の有機物を生産します。

Q2.セスバニアが夏緑肥として評価される主な特性はどれか?

  • 高温多湿に強く、耐湿性が高い
  • 低温や霜に強く真冬でも生育する
  • 乾燥した砂漠状の環境を最も好む
  • 日照が全くない日陰でも旺盛に育つ

解説セスバニアは高温多湿に強く耐湿性が高いため、梅雨〜夏の湿りがちな圃場でも旺盛に生育でき、夏緑肥として適しています。

Q3.セスバニアが土壌の物理性改善に役立つ主な理由はどれか?

  • 地表を這う匍匐茎が土を細かく砕くため
  • 深く伸びる根が下層土をほぐし透水性を高めるため
  • 葉が大量の水を吸って圃場を乾かすため
  • 根が強アルカリを出して土を団粒化するため

解説セスバニアは根が深く下層まで伸びるため、硬くなった層をほぐして透水性・通気性を改善する効果が期待できます。

Q4.セスバニアが土壌に窒素を供給できる理由はどれか?

  • 葉が大気中の窒素ガスを光合成で固定するため
  • 下層土の硝酸を吸い上げ表層に集めるため
  • 茎の表面の細菌が雨水の窒素を取り込むため
  • 根に共生する根粒菌が大気中の窒素を固定するため

解説マメ科であるセスバニアは、根に共生する根粒菌が大気中の窒素を固定し、漉き込み後に後作の窒素供給源となります。

Q5.セスバニアが特に土壌改良に活用される場面はどれか?

  • 排水不良になりやすい水田転換畑や低湿地
  • 年間を通じて凍結している寒冷地の畑
  • 強い乾燥が続く砂丘地のみ
  • 施設内で高温を避けた日陰の栽培棚

解説セスバニアは耐湿性が高く根が深いため、排水不良になりやすい水田転換畑や低湿地の土壌改良に活用されます。

Q6.セスバニアを緑肥として漉き込む際の一般的な考え方として正しいものはどれか?

  • 種子が完熟し茎が木質化してから漉き込むとよい
  • 茎が硬くなりすぎる前の繁茂した時期に漉き込むとよい
  • 発芽直後の幼苗のうちに漉き込むとよい
  • 真冬に枯れてから漉き込むとよい

解説セスバニアは生育が進むと茎が硬く(木質化)なり分解しにくくなるため、繁茂しつつ茎がまだ柔らかい時期に漉き込むのが扱いやすいです。