マリーゴールドの栽培Q&A・解説
マリーゴールドはキク科に分類される緑肥作物です。このページでは、マリーゴールドに関する全8問を、正解と解説つきの一問一答で整理しています。緑肥・被覆作物など、栽培の現場や検定対策で役立つ知識を、読み物として確認できます。
Q1.緑肥・対抗植物として使われるマリーゴールドの分類はどれですか。
- キク科の一年草
- マメ科のつる性植物
- イネ科の一年草
- アブラナ科の越年草
解説マリーゴールドはキク科の一年草で、花の観賞だけでなく、土壌のセンチュウ(線虫)を抑える「対抗植物」として緑肥的に利用されます。
Q2.マリーゴールドが緑肥・対抗植物として注目される主な効果はどれですか。
- ネグサレセンチュウなどの密度を抑える
- 空気中の窒素を大量に固定する
- 強い酸を出して土壌pHを下げる
- 地温を真夏でも10℃以下に保つ
解説マリーゴールドは根から分泌される物質などにより、ネグサレセンチュウなどの密度を抑える効果が知られ、対抗植物として利用されます。
Q3.マリーゴールドがセンチュウを抑えるしくみとして正しいのはどれですか。
- 根の周りでセンチュウが増殖できず密度が下がる
- センチュウを大量に増やして天敵を呼ぶ
- 強い光でセンチュウを焼き殺す
- 土を凍らせてセンチュウを殺す
解説マリーゴールドの根の周辺ではネグサレセンチュウなどが侵入しても増殖できず、栽培を続けることで土壌中の密度が低下するとされます。
Q4.マリーゴールドのセンチュウ抑制について正しい考え方はどれですか。
- 品種によって効果のあるセンチュウの種類が異なる
- どの品種もすべての線虫に同じく効く
- 植えた瞬間に全線虫が死滅する
- 効果は花の色で決まる
解説マリーゴールドはアフリカン系・フレンチ系など品種によって対象となるセンチュウや効果が異なります。圃場の問題に合わせた品種選びが大切です。
Q5.マリーゴールドが緑肥以外にも役立つ点として正しいのはどれですか。
- 花が美しく、景観や益虫を呼ぶ植物にも使える
- 種子を主食用の穀物として収穫できる
- 球根を食用としても利用できる
- 繊維をとって織物に加工できる
解説マリーゴールドは鮮やかな花を長く咲かせるため、センチュウ対策と景観を兼ねられます。畑の縁に植えて益虫を呼ぶコンパニオンプランツにも使われます。
Q6.マリーゴールドをセンチュウ対策に活かす利用法として適切なのはどれですか。
- 被害が問題の作物の前作として一定期間栽培する
- 収穫直前に種をまく
- 鉢で1日だけ育てる
- 枯らしてから土に置くだけにする
解説対抗植物としての効果を得るには、被害が問題となる作物の前作として一定期間しっかり栽培し、根を張らせることが重要です。
Q7.マリーゴールドの生育の特徴として正しいのはどれですか。
- 高温期によく育ち、夏を中心に長く花を咲かせる
- 寒さに強く真冬に最もよく育つ
- 日照のない環境を好む
- 水中でしか育たない
解説マリーゴールドは高温期によく育ち、夏を中心に長く開花します。丈夫で育てやすく、対抗植物として夏の圃場で活用しやすい植物です。
Q8.マリーゴールドを利用する際の注意点として正しいのはどれですか。
- すべての種類のセンチュウに効くわけではない
- 一度植えれば永久に線虫が出なくなる
- 土壌のすべての病原菌を消毒できる
- 窒素を固定するので施肥が不要になる
解説マリーゴールドはネグサレセンチュウなど特定の線虫に効果がありますが、すべての線虫に効くわけではありません。対象を確認して利用します。